「原発、極めて高度な注意義務負う」 検察審が指摘
東京電力福島第1原子力発電所事故を巡り、昨年不起訴になった東電の勝俣恒久元会長(74)ら旧経営陣3人について、31日までに業務上過失致死傷容疑で「起訴相当」と議決した東京第5検察審査会。市民で構成する検察審は、原発事業を担う電力会社の取締役はとりわけ「安全性確保に極めて高度な注意義務を負う」と指摘し、3人が必要な義務を怠ったと判断した。未曽有の原発事故で旧経営陣の刑事責任の有無が改めて問われるが...
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