中国の大学生が就活大苦戦 景気減速懸念で採用減
今年の就職戦線が大詰めを迎える中国で大学生が大苦戦している。景気の減速懸念から企業は採用を大幅に縮小。大学数が急増したが、経済の高度化が追いつかず、大卒者を吸収するだけの職を生み出せていないという構造的な要因もある。
大連市(遼寧省)の日系企業22社が今月中旬に開いた合同面接会には600人を超す求職者が駆けつけ、日中関係が冷え込む中でも必死に就職先を探した。
募集人数はどの社も「若干名」で学生に...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り543文字