レンゴーが売電参入 工場の発電設備を活用
段ボール大手のレンゴーは売電事業に参入する。約30億円を投じ金津工場(福井県あわら市)に一般家庭1万1千軒分の消費量に当たる3万3700キロワットを発電できる蒸気タービンを導入した。まず1万8千キロワット程度を北陸電力に販売する。段ボール製品の需要低迷で設備稼働率が伸び悩むなか、電力の外販を新たな収益源に育てる。
段ボールの中芯を生産する金津工場では石炭火力による自家発電設備を持つ。これまでは工...
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