鉄連会長、14年の鉄鋼業界「実需に裏付けされた明るさ」
日本鉄鋼連盟の友野宏会長(新日鉄住金社長)は27日の記者会見で、2014年の鉄鋼業界について「実需に裏付けされた明るさを感じる」と語った。年明け以降さまざな鉄鋼業界関係者と話し、こうした感触を得たという。新興国の通貨不安などの影響を見極めながらも「14年の鉄鋼業はしっかりと運営できる」との見通しを示した。
新日鉄住金の名古屋製鉄所(愛知県東海市)が火災による停電で一時操業を全面停止したことについては「近隣の住民の皆様、関係者にご心配とご迷惑をおかけし、深くおわびしたい」と述べたうえで「原因をきっちりと究明して対策をとっていく」と強調した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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