日本触媒、液晶パネルの画面明るく 塗る新素材開発
日本触媒はスマートフォン(スマホ)などの液晶パネルに塗ると画面が明るく見える新素材を開発した。光の屈折率を高める金属の微粒子を使い、バックライトの光を拡散させず一方向に集める。光量が少なくて済むためバッテリーなどの消費電力も抑えられる。
酸化ジルコニウムと呼ぶ金属微粒子を特殊な有機材料で覆った素材を開発した。
まず今年度中に年100トン生産できる体制を整え、2~3年後に主力の姫路製造所(兵庫県姫...
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