中小にも広がる産業ロボット コスト減、人手不足に対応
大手だけでなく、中小の製造現場でも産業用ロボットの導入機運が高まりつつある。先行事例を探ると、自動化によるコスト削減のほか、小ロット生産や最先端技術の活用でも成果を上げている。景況感の改善で人手不足も顕著になるなか、国の規制緩和や設備投資減税もあり、中小で働くロボットは増えそうだ。
社員よりロボットの方が多い――。トラックや建設機械の部品を手がける相田製作所(神奈川県茅ケ崎市)ではロボットアーム...
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