平野が銀、最年少メダル スノボ男子、平岡も銅
日本勢で初
【ソチ=共同】ソチ冬季五輪第5日の11日、スノーボード男子ハーフパイプで15歳2カ月の平野歩夢(バートン)が銀メダル、18歳3カ月の平岡卓(フッド)が銅メダルを獲得した。平野は冬季五輪の日本勢では史上最年少のメダリストで、日本に待望の今大会初メダルをもたらした。
これまでの最年少は1998年長野五輪スピードスケート・ショートトラック男子500メートルを制した西谷岳文の19歳1カ月。スノーボードの日本選手が五輪でメダルを取るのも初めて。
新潟・村上一中3年の平野は昨年8月のワールドカップでは全種目を通じて最年少優勝。奈良県出身で大阪・上宮高3年の平岡は、昨年の世界選手権で2位に入った。若い2人が初の五輪でも持ち味を存分に発揮し、歴史に名を刻んだ。