発電用石炭が値上がり 1月契約分2%、アジア需要堅調
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発電用石炭(一般炭)の価格が上昇した。東京電力と資源大手グレンコア・エクストラータ(スイス)は、2014年1月~12月に調達する一般炭の輸入価格を1トンあたり87.40ドル前後とすることで合意した。10月契約分に比べ約2%上がる。足元では円安が進んでおり、調達コストはさらに膨らむ可能性がある。
両社が決める価格は1月契約分では発電用石炭の指標とされる。東電は石炭火力発電所の稼働を増やしており、値...
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