新潟知事と東電社長、25日再会談 安全審査申請で
新潟県は24日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所6、7号機の安全審査申請をめぐり、泉田裕彦知事と東電の広瀬直己社長が25日に新潟県庁で再会談すると発表した。
東電は7月2日、柏崎刈羽原発6、7号機の安全審査を早期に申請すると表明し、広瀬社長が7月5日に泉田知事と会談した。泉田知事は東電との間で結ぶ安全協定に基づき、規制委への申請前に新潟県の了解を得るよう求めた。
広瀬社長は規制委の審査と同時並行で新潟県の了解を得たいとし、会談は物別れに終わった。その後、東電側が再会談を要請し、新潟県との間で事務調整が続いていた。
東電は9月21日、「新潟県の了解を得る前に、原子力規制委員会へ申請する考えはない」とのコメントを発表。泉田知事もコメントを評価する姿勢を示していた。
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