ソフトバンク、国内外の事業統括会社を設置 アローラ氏は海外担当
ソフトバンクグループ(9984)は7日、既存の完全子会社を活用し新たに国内外それぞれの事業の統括会社を設置すると発表した。海外事業についてはニケシュ・アローラ代表取締役副社長、国内事業に関しては宮内謙取締役がそれぞれ最高責任者を務める。グループ内での権限を明確にし、機動的な組織運営を目指す。
また、ソフトバンクが保有する関連会社の株式を新会社2社に譲渡や現物出資で移管する。海外事業の統括会社には米スプリントの持ち株会社や中国のアリババ集団、国内事業の統括会社にはヤフー(4689)や携帯事業会社のソフトバンクの株式をそれぞれ移す。移管の期限は2016年12月31日とし、時期や方法については孫正義代表取締役社長に一任する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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