欧州第2位の産油国ノルウェー、低炭素へ動く 洋上風力など
欧州でロシアに次ぐ産油量を誇るノルウェーで企業が低炭素社会に向けた取り組みを主導しようとしている。石油最大手スタトイルは洋上風力発電を拡大し欧州域外にも展開。同国の電気自動車(EV)など電動車両の比率は2割に達する。地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」を受け、世界に広がる商機をどうとらえていくのか、動きを追った。
ノルウェー南西部カルム島沖合で北海の強風を受け直径約82メートルの羽根が回転...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1258文字