新電力で割安調達 関西の自治体で浸透
関西の自治体の間で新電力(特定規模電気事業者=PPS)からの電力調達が盛んになってきた。公共施設でまとまった電力を使用する府県などに加え、中小規模の自治体も調達コストが割安になるPPS活用への関心を高めている。関西電力の電気料金引き上げによる財政上の負担を軽減するとともに、削減される費用を財源に新たな住民サービスに乗り出す動きもある。
兵庫県加西市は今月からPPSの活用を始めた。市庁舎や小中学校...
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