臨時国会見送り論が浮上 政府・与党、首相の外交日程立て込み
政府・与党内に今秋の臨時国会の召集見送り論が浮上してきた。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の遅れで目玉となる法案が乏しいほか、安倍晋三首相の国際会議出席など外交日程が立て込んでいるのが主な理由だ。通常国会で一部の野党の激しい反発を招いた安全保障関連法の余波も影響している。
臨時国会を例年通り開くとすれば、11月上旬の召集が有力視されている。今月7日の内閣改造で入閣した新閣僚の所信表明のほか、刑...
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