ソフトバンク社長、副社長の報酬165億円「それだけの価値がある」
ソフトバンクグループの孫正義社長は6日、2015年4~6月期決算の記者会見で、ニケシュ・アローラ副社長に契約金などで165億円の報酬を支払っていたことについて「それだけの価値がある。むしろ安い『買い物』だった」と述べた。
同氏が手掛けた約700億円を出資したインドのネット通販大手、スナップディールなどインド関連では投資に関する利益がすでに500億円規模になり、「ニケシュ(氏の獲得コスト)をM&A(合併・買収)の費用と思えば、半年で回収できたことになる」との見方を語った。
2015年3月期に契約金などでアローラ副社長に165億円の報酬を支払ったことは、6月19日に提出した有価証券報告書で分かった。株主総会後に報酬を開示したことについては、「隠すつもりはなかった。ただ、重要なことなので事前に発表しても良かったかもしれない」との考えを述べた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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