「スーパームーン」くっきり 地球に接近、満月の時期と重なる
月が最も地球に近づいて、満月の時期と重なる「スーパームーン」が28日、世界各地で観測され、国内でも普段よりも一回り大きな月がくっきりと姿を現した。
東京スカイツリー(東京・墨田)周辺では、午後6時ごろから東の夜空にスーパームーンが浮かんだ。同区の男子高校生(17)は「赤みがかった大きな月がとてもきれいだ」と笑顔で語った。
国立天文台によると、月は楕円の軌道で地球の周りを回っている。28日夜の満月は今年最も小さかった3月6日と比べ直径が1.14倍に見え、明るさは3割ほど増した。