UACJ、「財務改善」を1年先送り 成長投資を優先
アルミ圧延最大手のUACJは、中期経営計画で掲げる財務改善目標を1年先送りする。有利子負債が自己資本の何倍あるかを示す負債資本倍率(DEレシオ)を、2018年3月期に1.3倍(現在は1.6倍)に引き下げる計画だったが、達成時期を19年3月期に延ばす。自動車の軽量化を背景にアルミ需要が増えているため、負債圧縮より買収など成長投資を優先する。
このほど米アルミ構造材メーカーを1億5500万ドル(約1...
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