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石炭火力2件に異議 環境省方針、温暖化対策に危機感
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環境省は愛知県武豊町と千葉県袖ケ浦市で進行中の大型石炭火力発電所の建設計画について、環境影響評価(環境アセスメント)法に基づき、計画に異議を唱える方針を固めた。電力業界に求めてきた温暖化ガス削減の自主目標が同省の求めた条件に合致していないと判断した。このまま石炭火力の計画が進めば、国際公約である2030年時点の温暖化ガスの削減目標達成は厳しいとの考えが背景にある。
環境省は27日に有識者会合を開...