ポロシャツ、今年は5月からOK 省庁のクールビズ
地球温暖化防止のため職場で冷房の設定温度を上げ、ノーネクタイなどの軽装で働く「クールビズ」が2日、中央省庁や企業で本格的に始まった。省庁では6月以降をポロシャツやアロハシャツなども着用できる「スーパークールビズ」に位置づけていたが、今年から一本化。5月からの着用を認めている。
2日正午時点の東京都心は曇りで、気温は19.3度。クールビズを推進する環境省国民生活対策室にはこの日朝、職員が半袖シャツやアロハシャツ姿で出勤した。新調した薄い青のポロシャツを着た同室の松下拡太さん(35)は「自分なりの快適さを追求してほしい」と話す。
クールビズは今年で12年目。10月は25度以上の夏日が少ないため、終了時期を1カ月前倒しし、9月末までとする。環境省は10月でも暑い日は、企業や個人の判断で軽装で勤務するよう呼び掛けている。