電力スポット価格が低迷 3割安、暖冬予想で需要鈍く
電力のスポット価格が低迷している。日本卸電力取引所(東京・港)の取引価格(24時間平均)は前年同期に比べ、3割安い水準で推移している。暖冬で暖房向けの需要が鈍いうえ、太陽光など再生可能エネルギーの稼働が増え新規の供給も増えている。
11月のスポット平均価格(翌日売買分)は1キロワット時あたり10円を下回っている。ピークだった2013年(16円台)に比べ4割安い。
気象庁が25日に発表した12月か...
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