ルネサス、AIで工場カイゼン 異常予兆を検知する半導体
ルネサスエレクトロニクスは、人工知能(AI)の機能を持つ産業機械向け半導体を開発した。生産工程で不良品の発生につながる機械異常の予兆をセンサーから得た情報をもとに検知し、不良品や故障を防ぐ。電子部品や自動車部品など幅広い分野に応用できる。この半導体を活用して顧客の生産性を高める「カイゼン」を提案する事業に乗り出し、安定収益源に育てる狙いだ。
AI分野の研究を進める東工大発ベンチャーのクロスコンパ...
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