三菱日立パワー、石炭火力の建設費1割低減 設計など見直し
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は環境負荷を抑えられる最先端の石炭火力発電プラントで、設計などを見直して建設費の1割低減を目指す。石炭ガス化複合発電(IGCC)と呼ぶ設備で従来型と比べて二酸化炭素(CO2)の排出が少ないが、建設費が2割高い。エネルギーの安定供給やコスト減というメリットを生かし、石炭火力の利用を促す。
IGCCは石炭を蒸し焼きにして発生させたガスのほか、排熱でつくった蒸気でタ...
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