ほくほくFG、海外バイヤー招き道産食品の商談会
ほくほくフィナンシャルグループは27日、札幌市内のホテルに海外企業の食品バイヤーを招き、道産食品メーカーとの商談会「ほくほく FOOD EXPO 2015」を開催した。タイやベトナム、シンガポールなど5カ国から15社が参加した。人口減により、食品の国内市場は縮小が続く見込みで、取引先の海外進出を積極的に支援する。
北海道銀行と北陸銀行が道内で取引する食品加工メーカーなど48団体が商談に臨んだ。各社は道産の乳製品や魚介類を使い、外国人に好まれる味やパッケージを工夫した新製品などを用意して熱心に売り込んでいた。
ロシアから参加した食品輸入会社取締役、ミハイロフ・マキシム氏は「日本酒を使ったプリンには驚いた。ロシアにはない面白い商品があった」と満足げだった。道内メーカーからは「海外販売には賞味期限がハードルになった。今後の開発ポイントが分かった」などの声も上がっていた。
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