「高級感」などヒトの感覚、センサーで数値化 慶応大や広島大
衣服に触れたときの「高級感」や果物の「かみごたえ」、腰に感じる「疲労感」など、人の感覚で評価している指標をセンサーやロボットを用いて数値で示す技術が実用化に近づいている。特定の感覚をもたらす刺激を数値で表すことで、狙った特性を持つ商品を開発しやすくなる。異なる商品の開発データを集積し、「感じ方」をデザインすることも可能になる。
慶応義塾大学の前野隆司教授と竹村研治郎准教授らは、布など素材の表面を...
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