兼松、農業・酪農にIT活用 北海道のベンチャーに出資
中堅商社の兼松は、農業や酪農にIT(情報技術)を活用するスマートアグリ事業に参入する。ベンチャーのファームノート(北海道帯広市)と組み、牛の運動量を測りスマートフォン(スマホ)で管理するサービスを2016年3月にも始める。環太平洋経済連携協定(TPP)の妥結も見据え、農家のコスト競争力向上を支援する。
兼松はファームノートが発行する第三者割当増資の一部を引き受けた。出資比率は数%程度とみられる。...
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