CCC、オンラインゲームに本格参入 「Tポイント」と連動
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は28日、オンラインゲーム事業に本格参入すると発表した。共通ポイントの「Tポイント」とゲームを連動させることで、Tポイント提携店への送客につなげる。
傘下のT-MEDIA(Tメディア)ホールディングス(東京・目黒)が7月末にも正式にサービスを開始する。当初は30~40タイトルを用意し、1年後をメドに100タイトル程度まで増やす考えだ。5年後に500万人の利用を目指す。
オンラインゲームを介して、Tポイントの提携店への来店を促す。例えば、提携店で買い物をした人に、ゲーム内で使える希少価値の高いアイテムや独自通貨を提供する。
28日に開いた会見で、TメディアHDの山内智裕執行役員は「生活に密着したゲームプラットフォームを目指す」と述べた。現在、Tポイントは約5300万人の会員を抱える。