豊洲新市場「場外」同時開設断念へ、「すしざんまい」辞退
東京都が2016年11月に築地(中央区)から豊洲(江東区)に移転する中央卸売市場の場外観光施設の開設が1~2年遅れる見通しとなった。すし店「すしざんまい」の喜代村(中央区)が開発事業への参加を辞退する意向を固めたためだ。市場移転と同時に、観光客を引き寄せてにぎわいを引き継ぐ都の構想は出直しを迫られる。
築地市場の隣接地には飲食店や食品店が集積する築地場外市場があり、年間900万人程度の観光客が訪...
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