セムコープ、インドで火力発電所稼働
■セムコープ・インダストリーズ(シンガポールの複合企業) インドで同社初の火力発電所の完全稼働を始めた。投資額は15億ドル(約1800億円)で発電能力は1320メガワット。来年には同国2カ所目となる火力発電所も開業する。
子会社がインドの地場企業と組んだ合弁会社を通じて運営する。インド南東部の港湾都市、クリシュナパトナムに位置する。来年完成予定の火力発電所も同都市に設ける。セムコープは「特にインド南部で伸びる見込みの電力需要に応えたい」としている。(シンガポール=菊池友美)