パナソニック、6割省エネのLED照明 工場向け開発
パナソニックは16日、工場などで一般的に使われている照明に比べて消費電力を約6割減らせる発光ダイオード(LED)照明を開発したと発表した。照明機器本体を軽量で小型にしたことで、工場や倉庫の天井部分など高い場所にも取り付けやすくした。2016年度に月6000台の販売を目指す。
新開発の「LED高天井用照明器具DBシリーズ」を10月1日に発売する。LEDの発光効率も高めており、一般的に工場や倉庫で使われているHID(高輝度放電)ランプに比べ大幅な省エネ効果を見込めるという。
製品は3種類あり、専用の電源ユニットを含めた価格は税別6万円から10万4000円。別途工事費が必要になる。電気料金の上昇などで省エネ意識が高まっている企業に売り込む。
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