「永遠の0」が8冠 日本アカデミー賞
第38回日本アカデミー賞の授賞式が27日、東京都港区のホテルで開かれ、山崎貴監督の「永遠の0」が作品賞や監督賞、主演男優賞(岡田准一さん)など最多8部門で最優秀賞を受賞した。
岡田さんは「蜩ノ記」の演技で最優秀助演男優賞も獲得。男優で主演と助演の最優秀賞を同時受賞するのは史上初めて。
主演女優賞は「紙の月」の宮沢りえさん、助演女優賞は「小さいおうち」の黒木華さん。アニメ作品賞には山崎貴、八木竜一両監督の「STAND BY ME ドラえもん」が選ばれ、外国作品賞は「アナと雪の女王」に贈られた。
ほかの部門の最優秀賞は以下の通り。(敬称略)
脚本賞=土橋章宏(超高速!参勤交代)▽編集賞=宮島竜治(永遠の0)▽美術賞=上條安里(同)▽撮影賞=柴崎幸三(同)▽照明賞=上田なりゆき(同)▽録音賞=藤本賢一(同)▽音楽賞=周防義和(舞妓はレディ)〔共同〕