J1名古屋会長、トヨタ社長が就任
サッカーJ1の名古屋グランパスは16日、株主総会を開きトヨタ自動車の豊田章男社長が代表権のある会長に就任する人事を決めた。豊田氏は記者会見で「この数年の低迷は一人のファンとして残念だが、今が定位置とは思っていない。(リーグの)トップ4に位置してほしいと思う」と語った。
メーンスポンサーで筆頭株主のトヨタ出身者が会長になるのは初めて。これまで会長には中部電力や名古屋鉄道の出身者が就いていたが、関与を強める。社長にはチーム統括本部長兼ゼネラルマネジャー(GM)の久米一正氏が就任した。佐々木真一社長は副会長に就いた。