ガラパゴス化する安保論議にみる「分断国家」日本
編集委員 高坂哲郎
「安全保障法制」をめぐる議論がヤマ場を迎えているが、専ら国際情勢を追うのが本業の筆者には、論議をめぐってぬぐえない「違和感」がある。一言で言えば、あまりに「ガラパゴス化」し、日本でしか通用しない内容になっているのではないか、ということだ。その背景を見詰めていくと、戦後70年を経て日本を覆う「分断状態」に行きつく。
違和感を覚える第一の点は、現在の日本の置かれた国際環境について、およそ「共通認識」...
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編集委員 高坂哲郎
「安全保障法制」をめぐる議論がヤマ場を迎えているが、専ら国際情勢を追うのが本業の筆者には、論議をめぐってぬぐえない「違和感」がある。一言で言えば、あまりに「ガラパゴス化」し、日本でしか通用しない内容になっているのではないか、ということだ。その背景を見詰めていくと、戦後70年を経て日本を覆う「分断状態」に行きつく。
違和感を覚える第一の点は、現在の日本の置かれた国際環境について、およそ「共通認識」...
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