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春秋

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日本がバブル景気に沸いていたころに、取材でオーストラリア北東部のケアンズを訪れた。タクシーに乗ると、こちらが日本人だと気づいたドライバーがこう問いかけてきた。「近ごろ日本人がコアラを次々と持ち帰っているようだが、あれもサシミにして食べるのか」

▼コアラが各地の動物園で飼育されるようになって、当時の日本ではコアラブームが続いていた。だがもちろん食べたりはしない。意地の悪いコアラジョークの裏には、日本の捕鯨に対する反感があるようだった。日本人が世界中のクジラをとり尽くして、食べてしまうのではないか。本気でそう心配しているようにみえた。

▼いまあのドライバーに再び会えば、心配の種はさらに増えているかもしれない。その大半が日本人の胃袋に収まっている太平洋クロマグロの問題である。幼魚の乱獲によって、成魚の資源量が過去最低の水準に近づいているという。そこで資源を管理する国際機関が、幼魚の漁獲枠をこれまでの半分に減らすことを決めた。

▼この程度では手ぬるいとの指摘もある。とはいえ半減策は日本が提案し、議論をまとめ上げたものだ。国際交渉では自らの考えを説明しきれずに、不利な立場に追い込まれてしまうことが少なくない。マグロの乱獲規制で日本は奮闘したといえるのではないか。結果的に「悪役」となった、捕鯨の二の舞いは演じたくない。

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