電力小売り参入、500社迫る 電気料金上げが商機に
電力会社以外の企業が電力小売りに参入する動きが広がってきた。新電力として経済産業省に届け出た企業は2014年末に468社と1年で3.7倍に増えた。日立造船がごみ焼却施設で発電した電気を4月から販売するなど電気の調達方法も広がっている。電力会社の料金引き上げで相対的に価格が割安になるとみて参入意欲を高めているようだ。
新電力の仕組みは00年から始まった。企業が発電所から仕入れた電気を、電力会社の送...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り981文字