原発事業の損益を平準化 経産省、自由化にらみ
経済産業省は九州電力川内原子力発電所(鹿児島県)が今冬にも再稼働するのを踏まえ、原発が安定して動くための体制を整える。2016年以降の電力自由化で電力会社の財務が悪化するのを見据え、原発事業による損益を平準化する仕組みを整えるのが柱だ。年内に方向性を詰め、具体策を年明け以降に固める。
経産省は13日、有識者による「原子力小委員会」を開き、6月から続けてきた議論を整理する。
柱は電力自由化や廃炉...
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