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明治時代の建造物を移築した愛知県犬山市の博物館明治村は来年で開業から50年になる。貴重な古い建物が取り壊されていくのを惜しみ、この野外博物館の構想を描いたのは、東宮御所や帝国劇場を手がけた建築家の谷口吉郎だ。明治建築の何に彼はひかれたのだろう。

▼れんが造りのなかは天井に竹のすのこが組まれ、窓の光を反射し伸びやかな空間をつくっている教会堂。石造りの壁に花の文様をいくつも刻み、雰囲気を和らげている電話交換局――。明治村に集めたものは、日本で育まれた素材や意匠を西洋建築に上手に織り込んでいる。そこに谷口の視線は注がれていたのではないか。

▼彼自身、日本の文化の巧みな使い手だった。評価が高いのがホテルオークラ東京の本館メーンロビーだ。柔らかな光を生む、そろばん玉のように連なる「切子玉形」の照明は古墳時代の首飾りを模した。テーブルと椅子は上から見ると梅の花のよう。和洋が調和した世界を創り上げたのは明治村が開業する3年前のことだ。

▼本館は老朽化で38階建て高層棟への建て替えが決まった。今のメーンロビーがなくなるのを残念がる声は外国人からも多いが、ホテルに聞くと新しい本館も日本の伝統美を受け継いだ造りにするそうだ。基本計画づくりには谷口の息子で建築家として数々の受賞歴がある吉生氏が加わる。父を超える和の空間を期待したい。

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