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「自動ブレーキ」誤動作で追突、高い車両検出精度があだ
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2013年5月、東京都内の首都高速道路を走行していた乗用車が突然減速し、すぐ後方のトラックに追突されるという事故が発生した。乗用車が急減速した原因は、いわゆる「自動ブレーキ機能」の誤動作だ。安全性を高めるはずの機能が、思わぬ事故を招いてしまう形となった。自動車メーカーが採用を活発化させるなか、"想定外"の事態はなぜ起きたのか――。
今回の事故で急減速した乗用車は、トヨタ自動車の「クラウン」(20