使用済み燃料を現地貯蔵、関電 美浜廃炉で工程案
関西電力美浜原子力発電所1、2号機(福井県)の廃炉工程案が明らかになった。2016年度に作業を始め、23年間かけて施設を更地に戻す。使用済み核燃料や低レベル放射性廃棄物は敷地内に新設する専用設備に貯蔵する。費用は2基で670億円を見込む。今後、福井県との調整に入り、早期の作業着手を目指す。
作業開始から13年程度を配管や原子炉格納容器に付着した放射性物質を取り除く「系統除染」、汚染状況の調査、原...
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