オバマ政権、迷走の2週間 シリア問題で揺れた発言
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【ワシントン=中山真】シリアの化学兵器を国際管理するとのロシア提案は14日、米ロ両国が具体化の枠組みで合意し、軍事介入の事態はひとまず回避された。自らの発言に縛られたオバマ大統領は軍事介入の決断に追い込まれた。その決断は国内外で反発を招き、最後は対立していたロシアに主導権を奪われながら決着に向かった。迷走の2週間と、その伏線を追った。
軍事介入の決断はオバマ氏が自らを追い込んだ結末だった。「化学...
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