3号機でまた湯気 福島第1原発
東京電力は5日、福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分から、4日朝以降見えなくなっていた湯気のようなものが、5日朝、再度確認されたと発表した。周辺の空間放射線量に目立った変化はないという。
湯気のようなものは7月18日、5階の原子炉格納容器の直上付近から出ているのが見つかり、7月23日以降、断続的に続いていたが、4日朝から見えなくなっていた。
東電は、隙間から入った雨水が格納容器のふたで温められたことや、格納容器内に封入している窒素ガスが漏れ出し外気に触れることで湯気が発生した可能性があるとみている。〔共同〕