エジプトへの武器禁輸検討 独首相が表明
【ベルリン=共同】ドイツのメルケル首相は18日の公共テレビZDFのインタビューで、エジプトへの武器輸出禁止を検討していることを明らかにした。
メルケル氏は「エジプトで現在起きていることを非常に懐疑的に見ている」とし、暫定政権によるモルシ前大統領支持派の強制排除を非難。武器輸出の禁止はドイツの立場を明確にする手段になると述べた。
一方、エジプト情勢をめぐって、欧州連合(EU)加盟国が一致して行動する必要があると指摘し、今週中に開かれる予定のEU外相会合で対応が協議されるとの見通しを示した。