泊原発に放射線監視装置の増設要求 規制委
原子力規制委員会は12日の原発再稼働の審査会合で、北海道電力に泊原発3号機(北海道)の放射線監視装置(モニタリングポスト)を増設するよう要求した。再稼働に向けて審査中のほかの電力会社も同様の対応を求められる可能性がある。
原発では事故発生に備えて敷地周辺にモニタリングポストを設置し、放射線を測定できる体制を整える必要がある。北海道電は現在、原発よりも内陸側にしかモニタリングポストを設置していない。陸から海に向かって風が吹いている場合は原発から出る放射線量が正しく測定できないため、規制委は海側などにも増設するよう求めた。
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