原発機器を設計から検査 規制委、メーカーに立ち入り
原子力規制委員会は、原発機器を製造するメーカーなどに立ち入り検査できる仕組みを導入する。これまでは立ち入り検査が可能なのは原発を設置する電力会社に対してのみだった。メーカーの製造現場などに直接検査に入ることで、機器の設計・製造段階から品質保証体制などを確認し、安全向上に役立てる。7月に導入する新安全基準でルールを整備する。
立ち入り検査の対象は原子炉や配管など、原発に使われる様々な機器の設計・製...
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