ドコモ米法人の顧客情報流出 不正アクセスで
NTTドコモは27日、同社米国法人のサーバーにある顧客の氏名やクレジットカード番号などを含む個人情報が、インターネット上に流出したことを明らかにした。不正アクセスの被害を受け、現地に滞在する日本人ら約2200人分のデータが流出した。
同社米国法人は携帯電話サービスを展開。米国と日本の顧客サーバーは切り離して運営しているといい、同社は日本の顧客の情報が流出する可能性はないとしている。
情報は27日の日本時間午前7時ごろからネット上に流出。同社は同9時半ごろに米国法人のサーバーを停止し、ホームページは既に閲覧できない状態になっている。
ネット上でハッカー集団が不正アクセスを実行したとする声明を出しており、民間企業が米情報機関と情報を共有する米法案をドコモが支持していることを実行の動機に挙げている。