「いのち守る教育を」 日教組の教研集会が閉幕
佐賀県で開かれていた日本教職員組合(日教組)の第62次教育研究全国集会は28日、日本語教育や数学教育などの各分科会で総括討論を行い「『3.11』からの復興、そして子どもの学習権を保障し、いのち・人権を守る教育をめざします」とのアピールを出し、3日間の日程を終えた。
全国から延べ約1万人が参加。子供が主体となる教育実践に向けた取り組みや東日本大震災後の新たな防災・減災教育などを議論した。
大津市の中2男子自殺問題を受け、いじめの防止に関する報告も相次いだ。期間中にはいじめをテーマとした地元中高生によるシンポジウムも開かれた。