「味仙」の台湾ラーメン東北へ 福島県郡山市で姉妹店
元祖台湾ラーメンが東北へ――。名古屋名物の激辛麺で知られる飲食店「味仙」(名古屋市)が19日に福島県郡山市で姉妹店を開く。
東日本大震災の被災地で炊き出しをした杉山淑子社長が「雇用を生み出せたら」と、常連客だった福島県田村市の会社員をオーナーに、開店を決めた。同県在住で新店で働く予定の2人がこのほど名古屋市で1カ月間、調理や接客を学んだ。
オーナーとなる鈴木秋雄さん(45)は「味をしっかりと受け継ぎ、にぎわいある店にしたい」。将来は宮城県などでも出店を目指すという。