3号機建屋でまた湯気 福島第1原発、線量は異常なし
東京電力は23日、福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分で午前9時5分ごろ、湯気のようなものが出ているのを監視カメラで確認したと発表した。確認されたのは5階の中央付近で格納容器のほぼ真上に当たり、18日に湯気が確認されたのと同じ場所。午前10時半の時点でも止まっていない。
22日夜に雨が降り、湿度が高い状況だったことから、東電は「雨水が床の隙間から入り込み、格納容器のふたで温められて湯気が出た」と説明している。東電によると、周辺のモニタリングポストで計測される放射線量に目立った変化はない。〔共同〕