汚染水問題でトリチウムの影響調査 規制委、魚介類対象に
東京電力福島第1原子力発電所に大量の汚染水がたまり続けている問題で、原子力規制委員会は今秋にも、汚染水から取り除くのが難しい放射性物質トリチウム(三重水素)の水産物への影響調査を始める。原発周辺の魚介類の体内濃度を定点観測し、濃度変化を確かめる。
規制委の田中俊一委員長は24日の記者会見で「きちっと処理して、放出濃度基準以下になったものを放出するのは、避けられない。影響は長期的に調べていく必要が...
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