原発安全投資2.4兆円超追加 電力10社、試算の2.8倍
電力各社が原子力発電所の安全対策工事に投じる追加費用が、10社合計で総額2.4兆円超に達した。2013年1月時点の試算と比べて約2.8倍に膨らみ、14年6月の集計と比べても約2000億円増えた。東京電力福島第1原発事故を受けた規制強化で原子力規制委員会が電力各社に自然災害対策の強化などを求め、各社の追加費用は増え続けている。
原発の再稼働に向けた安全審査を担う規制委には沖縄を除く地域電力9社と日...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り508文字
関連企業・業界