予算案、3日の参院審議入り見送り 与野党協議決裂
2011年度予算案の参院審議を巡る2日の与野党協議が決裂し、当初予定していた3日からの審議入りは見送りとなった。
民主、自民両党の参院予算委員会の筆頭理事は2日、菅直人首相と全閣僚が出席する基本的質疑を3、4両日に開く方向で協議を続けたが、質疑時間の割り当てを巡って調整が難航。民主党が日程を確定させる理事懇談会を開かないことを自民党に通知した。
野党側は枝野幸男官房長官が予算案と予算関連法案の採決を分離したことを「一般的」と発言したことを批判。枝野長官が2日の議運委理事会で陳謝する一幕もあった。